回転ジョブに3Dモデルをインポート

インポートモデルタイプ

インポートされるモデルの特性を指定します。選択によりフォームが変更され、より適切なワークフローを指定することができます。以下のモデルタイプが利用可能です。

  • フル3Dモデル:そのままの状態で回転加工に適しています。
  • フラットモデル:デザインの一部としてのみ適切で、VCarve Desktopのクリップアートに類似しています。

初期方向

このセクションでは、インポートされたモデルの素材ブロック内のおおよその位置を指定します。6つのオプションのいずれかを選択し、モデルに最も適した方向を指定します。これにより、上側サーフェス(上側Z)が定義されます。また、Z軸回りの回転の5つのオプションのいずれかと組み合わせることもできます。

注記

ソフトウェアはステップ1で選択されたモデルタイプに基づいて、当該モデルに適切と思われる初期方向を推測します。

インタラクティブ回転

このセクションを使用して、マテリアル ブロックに対するモデルの位置を微調整できます。デフォルトの選択 XYZビュー では、通常のようにマウスを使用して 3D ビューを回転できるため、インポートされたパーツをさまざまな角度から見ることができます。このモードが選択されている間、パーツの向きは変わりません。 モデル という単語の上にある他の 4 つのオプションのいずれかを選択すると、インポートされたパーツの実際の位置方向を調整できるようになります。 XYZ オプションを選択すると、3 つの軸すべてを中心に同時に回転できます。 XY または Z を選択すると、指定された軸を中心とした回転のみが許可されます。また、3D ビューが自動的に切り替わり、その軸からパーツが表示されます。

注記

異なる初期方向を選択すると、インタラクティブ回転を使用して行った調整がキャンセルされます。

回転軸移動(フル3Dモデルのみ)

このセクションは、回転の中心線に相対してモデルの位置を調整するために使用されます。デフォルトでVCarve Desktopはモデルを素材ブロックの中心に配置します。これにより素材がより効率的に使用されます。

オフオプションの選択時には、3Dビューのパンは通常通り行われます。

オンオプションの選択時には、3Dビューのパンコントロール3Dビューのパンコントロールが回転軸を移動します。

モデルスケーリング(フル3Dモデル)

このセクションでは、モデルのスケーリングを調整することができます。青色のモデル境界円筒が、3Dビューのインポートされたモデルの周囲に表示されます。スケーリングは境界円筒の長さと直径に基づいて行われます。素材ブロック内のモデル方向が変更されると、境界円筒も変更されます。その場合、モデルのスケーリングが行われなくてもモデルのレポートされるサイズが変更されます。

モデルの単位

デフォルトでVCarve Desktopはインポートされたモデルの単位がジョブセットアップ中に指定された単位と同じであると仮定します。単位が異なる場合は変更することができます。

注記

モデル単位がジョブセットアップ中に選択された単位と異なる場合、インポートされたモデルはジョブセットアップ中に選択された単位を使用するように変換されます。

縦横比固定

選択時には、すべてのスケーリング操作がモデルの長さと直径の現行比率を保持します。

素材に合わせてモデルをスケーリング

このオプションを使用して、ジョブのセットアップ中に定義された素材ブロックにフィットするように、インポートされたモデルのサイズを変更します。

元のサイズにリセット

このオプションは、モデル方向にかかわらずモデルに適用されたすべてのスケーリングを元に戻します(単位変換以外)。

素材ブロックサイズ変更

選択時には、インポートされたモデルの最終寸法に一致するようにプロジェクトの素材ブロックのサイズが変更されます。

モデルスケーリング(フラットモデル)

このセクションでは、モデルのスケーリングを調整することができます。フラット素材ブロックが表示され、スケーリングが3つの各軸(XYZ)で長さに基づいて実行されます。

モデルの単位

デフォルトでVCarve Desktopはインポートされたモデルの単位がジョブセットアップ中に指定された単位と同じであると仮定します。単位が異なる場合は変更することができます。

注記

モデル単位がジョブセットアップ中に選択された単位と異なる場合、インポートされたモデルはジョブセットアップ中に選択された単位を使用するように変換されます。

縦横比固定

選択時には、すべてのスケーリング操作が3つの各軸でモデル長さの現行比率を保持します。

素材に合わせてモデルをスケーリング

このオプションを使用して、ジョブのセットアップ中に定義された素材ブロックにフィットするように、インポートされたモデルのサイズを変更します。

元のサイズにリセット

このオプションは、モデル方向にかかわらずモデルに適用されたすべてのスケーリングを元に戻します(単位変換以外)。

OK

フォームの設定に基づいて3Dコンポーネントを作成します。コンポーネントはインポートされたファイルと同じ名前になります。

キャンセル

インポート機能をキャンセルし、標準のモデリングアイコンに戻ります。